会員向け書籍の無料貸し出しサービスを始めます

お彼岸も過ぎると夜が段々と長くなってきているのを実感します。
秋と言えば、芸術、食欲、スポーツと並んで、読書も楽しみの一つですね。
そこで、福岡クリエイティブセンター(FCBC)は、会員向けサービスとして、本棚をより充実させると共に、
書籍の無料貸し出しを始めることとしました。

そこで、アンディー・ウォーホールに、歌川国芳、クラウス・カンマーリヒスの3人のアーティストの作品集を
ライブラリーに加えます。まずは、言わずとしれたポップアートの大御所アンディー・ウォーホール。
FCBCの本棚には既に、今年の春に六本木の森美術館で開催された「永遠の15分」展の作品集があります。
追加したのは2000年に開催された「アンディー・ウォーホール」展のもので、2冊合わせればかなりの数の
彼の作品を楽しむことができます。

幕末の浮世絵師、歌川国芳は、斬新なデザイン力と奇想天外なアイデアで浮世絵の枠にとどまらない広範な
魅力を持つ作品を多数生み出した画家で、特に猫をモチーフにした作品の数々はとてもユーモラスな魅力があります。
作品集は全421点を収録しています。

最後のクラウス・カンマーリヒスはドイツのカメラマン出身で、少し離れた場所から眺めてみると
迫力ある彫像が立体的に浮かび上がって見える、写真彫刻というトリック・アート的な手法を駆使した作家です。
それほど知名度は高くはありませんが、横浜市保土ヶ谷区の”Tiger”や岐阜県海津市の”だんだん竜”など
国内でも作品が展示されています。この作品集は、1993年のもので今日では入手困難な貴重なものです。

貸し出しサービスは会員限定で、期間は当面2週間までとします。
貸し出しを希望される方は、受付のスタッフに会員証提示の上、返却予定日をお伝え下さい。
今FCBCには写真、アート、スポーツ、ビジネスから自己啓発まで16冊の本があります。
今回の3冊に加え、今後も本棚をより充実させていきます。